今回は、前回の車検時の点検、メンテナンスに関わった、ファンベルトについて説明しようと思います。
エンジンルームを開けた事のある方でしたら、ファンベルトがどこについているかご存知の方もおられると思いますが、最近の自動車はかなり点検しづらい(目視による亀裂等の確認がしづらい)自動車も多くなってきています。
ベルトの役割も自動車によって多少変わりますが、おもに、クーラー(カーエアコン)、パワステ(ハンドル操作のサポート)、ウォーターポンプ(エンジンの冷却)をエンジンの力を使ってそれぞれベルトを介して作動させています。

上の写真は劣化してひびの入ったファンベルトです。(写真をクリックすると拡大します)
このような状態でも、エンジンルームからキュルキュルというような異音がする事はあるものの、
通すだけの車検(車検代行)なら通ってしまいます。ですが、
車検に通るだけでは安心、安全な車とは言えません。上の写真のような状態で放置していると、走行中にベルトが切れる恐れがあるからです。もし走行中にベルトが切れてしまうと、クーラーが効かないだけで済めばよいですが、切れたベルトが思わぬ箇所に当たり部品を破損したり、ハンドル操作が急に重くなったり(思わぬ重大な事故に繋がりかねません)、エンジンがオーバーヒートしてしまい(最悪エンジンがかからなくなります)、
修理に思いもよらぬ金額がかかってしまいます。
そうなる前に、車検時や定期点検時に、
ベルトのチェックをする事もオススメします。ベルトの交換をせずに済む場合も多々あります。上の写真が新品のファンベルトですが、明らかに安心、安全に走行していただける状態です。
ベルトの交換だけで済めば、切れたベルトによる思わぬ部品の破損や、急にハンドルが重くなり、操作を誤って重大な事故を起こしたり、エンジンがオーバーヒートしてしまうより確実に安い金額で済み、しかも安心して安全に車を走らせることが出来ます。
ですので、ぜひとも車検や定期点検時には、
整備保証書付きの認証を取得した自動車修理、整備工場、ヤマダオートサービスでのメンテナンスをオススメします!!