今回は、以前から乗り始めたフィアットパンダのステアリングラックのガタについて書いていこうと思います。
車検の点検時に 、ステアリングラックにあってはならないガタがあった為取り外して分解すると、ラックギアの延長上のロッドとケースの間にあるブッシュが粉々に破損していました。
ステアリングラックを取り外した写真が下の写真です。
ブッシュが破損してガタが出来てしまった状態と、新しいブッシュを組み付けた状態の違いを撮った写真が下の写真です。

ご覧頂いた通り、左の写真の様にブッシュが破損しているとラックギアの延長上にあるロッドが軸方向に自由に動いてしまい、センターが出ずガタができてしまいます。ブッシュを組付けた状態が右の写真ですが、センターが出ているのが分かって頂けると思います。
ついでに左下の写真が新しいブッシュです。右下のケースの中に見えるはずの古いブッシュは粉々になっていた為原型を留めていませんでした。

粉々になったブッシュのかけらを取り除き、洗浄し、グリースをつめて新しいブッシュを組付け、完成です。

これでばっちし!!だったはずなのですが・・・
ステアリングはバッチシですが、その他に異常が・・・。
そのあたりはまた後日掲載して行こうと思っていますが、今回はとりあえずこの辺で・・・。