今回は、ダイハツハイゼットの修理した際の写真を掲載しようと思います。
お客様より、走行中エンジンが急に止まってかからなくなったと連絡があり、お車をお預かりして調べる事となりました。
症状を確認するとまったくかかる気配がありません。色々と調べていくとエンジン本体の不具合のようで、お客様に了承を得て、エンジンを分解する事となりました。
早速、ばらしていくと・・・

二番のピストンがシリンダーヘッドに当たってしまっていました。しかも、 何かピストンに亀裂のようなものが入っているように見えます。
さらに作業を進めていくと・・・

どうやら完全にピストンが割れてしまっているようです。クレームで対応できるのではないかと思い、ダイハツに問い合わせましたが、走行距離が20万キロを超えていることもあり、保障出来ないとの事でした。
ついでなので、もう少しばらしてみる事にしました。

完全にバラバラになっています。コンロッドも曲がっているような・・・

やっぱり曲がってしまっていました。
この様にバラバラの状態では、残念ながら推測で原因を考えるしか仕方ありません。おそらくピストンが最初に割れたのだろうと思いますが・・・
今回は、何とか程度の良い中古エンジンが見つかった為、エンジンを載せ替えて作業の方は完了しましたが、何とも珍しい故障でした。
では、今回はこの辺で・・・
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